重症児ガール　ママとピョンちゃんのきのうきょうあした

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四六判　192ページ　福満美穂子　著　　ぶどう社

吸引、吸入、胃ろう注入といった「医療ケア」が必要な重症心身障がい児「ピョンちゃん」との日々。

吸引機械を持ち歩き、頻回なてんかん発作への対応に苦慮しつつ、アニメ「ど根性ガエル」のピョン吉のように、懸命に生きる娘との日常を母が綴る。

迷って悩んで泣いて笑いながら、多くの出会いを経て、著者は、重症心身障害児者とその家族のための支援活動「放課後デイサービス」などを行う「＊NPO法人」設立に参画する。

迷いや不安でいっぱいだった日々から、ピョンちゃんの未来を希望をもって、思い描くことができるようになった著者に、思わずこころのなかで拍手をして本を閉じた。